それは思うがままに作ってもらう、
頼んで自由に求めること。
フルオーダーする。特別に注文する。
そんなお客様の思い描く絵(イメージ)を形に
することが私達の仕事です。

それは「意気」に通ずるとも言われる、
滲み出る自然な色気、人となり
格好良さ、凛々しさ、
染められる柄は使う人の心意気の現れです。

それは物事の奥行き、
心動かされる風情
お洒落な姿、男(漢)らしさ、女らしさ
季節感あふれる風呂敷でお使い物を包む、
洒落た手ぬぐいで額の汗を拭う、
そんな姿を思い浮かべ、
心躍るいでたちを演出します。

風呂敷の染色、素材、生地、サイズ、名入れ加工、誂え染め、についてご案内します。
日本の伝統的染色文化を極めた技術力は大いに誇れるものです。
また、より理解を深めようとの問題点・疑問点が有りましたら、どんなことでもお気軽にお問合せ下さい。
図案構成にも無料のアドバイスを致します。

布を以って包み持ち運ぶ用具として奈良時代に始まり生活のあらゆる場面に用いられ、江戸時代混浴場(風呂)で布を敷いて濡衣などを包む用具と したことが風呂敷の名前の由来と言われています。

誂え染めとは

素材生地、用途に応じ、素材選択、染色加工方法(染料、片面、裏通し)
図柄デザイン、サイズ、版下筆耕、製作を承ります。

染 色

プリント 1色のみです (後加工で表面のみ 通常角名入れにペンテテックス)
抜染 無地染物の色を脱色加工する方法です
防染 防染剤によって染まらない部分が柄となります(図柄鮮明度はやや劣る)
反応 布上で化学反応を起こし固着させる染色方法で堅牢度は高くなります
捺染 染料を吸着加工します( 手捺染 てなっせん ・オート捺染)
友禅 伝統的染色加工で色数デザイン細密度の全てが高度な技術です
インクジェット 家庭用プリンターでお馴染の、インクを吹き付けて柄を付ける技術で、グラデーションの図案に適します

染め色は全てご希望対応が可能です。全染研色見本、DICカラーなどでご指定下さい。

素 材

素材\生地種

正絹縮緬重目 しょうけんちりめんおもめ 正絹縮緬軽目 しょうけんちりめんかるめ
綿 天竺 シャンタン ブロード ブッチャー バッキンガム サザンクロス ポプリン
レーヨン 縮緬 変り織
ポリエステル 縮緬 アムンゼン トロマット スェード トロピカル ポンジー

※正絹縮緬には多種御座います。ご予算に応じてご提案致します。

風呂敷のサイズ

下の表は市販されている物で、一般的なものを取り上げています。
実際には一覧のように風呂敷は様々なサイズがありました。

中巾 二巾 二四巾 三巾 四巾 五巾 六巾
約45cm 約68cm 約90cm 約105cm 約130cm 約175cm 約200cm

風呂敷のサイズ別おススメ用途一覧

用 途

  • 誕生記念
  • 七五三祝
  • 新入卒記念
  • 成人祝
  • 結婚記念
  • 新築祝
  • 開店祝
  • 開業祝
  • 就退職記念
  • 粗品
  • 入賞記念
  • 受賞記念
  • 優勝記念
  • 各種記念品
  • 御礼

誂え(あつらえ)名入れ

簡単な角(すみ)名入れ加工する場合

用途に応じた既製図柄、サイズ、素材を要望し選択して名入れ加工を依頼する

1.名入れ原稿サイズ
風呂敷サイズによりますが7~30cm
2.名入れ書体
パソコンフォント文字または自書筆文字
3.名入れ染め色
白または図柄色の1色を選択
4.紋章・校章・社章
・マーク・キャラクター等は清刷りを提出

上記の加工を通常、角(すみ)名入れと称します
角名入れの加工期間は約1~2週間です

必要要件

1.素材 用途と予算により選択することになります
2.数量 型代・染料策定・洗浄・蒸しなどの基礎費用により多量な程安くなります
3.サイズ 上記規格サイズの選択か特別サイズも可能です
4.染め色数 色数が多い程高くなり、型代も1色1版になります
5.図案原稿 確定原稿を提出 イメージ原稿の場合は筆耕原稿を依頼する(業者能力次第)
6.希望納期 催事確定日時を知らせる(通常の加工期間は30~60日)
7.概略予算 イメージ予算によって染色方法を選択する場合もあります
8.箱の種類 トムソン 紙箱 貼り箱 桐箱小 桐箱大等
9.のし 印刷は原稿提出
10.包装 包装紙色柄イメージを伝える

袱紗

台付袱紗 金封袱紗 袷袱紗 他 お名前を染めてご家族ご親族でご利用になっては如何でしょうか。素材や色もお選び頂けます。

種類と違い

  • 台付袱紗

    袱紗盆と呼ばれる、板が付属しています。一般的には片面が祝儀用の朱色に、もう片面はお悔み事用の利休色(くすんだ緑色)になっています。 これは目録などを載せる三方と呼ばれる台(結納の時に使われるものを思い出してください)の代わりになるものです。
    最近は畳み方の作法などがある為にやや敬遠されがちですが、祝儀、不祝儀をお出しする際、正式な形がこれになります。
    目上の方の催事に使用する時は、これがあると「お、しっかりした人だ。」と言ってもらえることは確かです。

  • 金封袱紗

    こちらは財布のような形状になっている袱紗で、袱紗盆が付属していません。
    その為素材を厚手や硬めの物を使用し、中身の祝儀袋などが折れ曲がりにくい工夫がされ、柄も多彩になっています。
    上記の台付袱紗の略式版と考えればお分かりになりやすいですが、前述した通り、袱紗の畳み方を知らなくても利用できるために若い方を中心に普及してきました。 お友達の結婚式、ご親戚の葬儀と言った場面で、せめてこれくらいは持っていないと、少し恥ずかしいといっても良いかも?

  • 袷袱紗と一重袱紗

    どちらも袱紗盆が付属していないものになりますが、金封袱紗が使用される前はこれを使用する人も多くいました。
    ただ先頃は、袱紗盆がなくしわになりやすい事や畳み方が解らないケースが多い為、使用する人は激減しています。

    袷は色柄が最も多彩で年配の方の中には、好んで色々な種類を集めて使い分ける方も残っています。
    一重は小風呂敷で兼用される、格式ばらない最もポピュラーな袱紗です。
    記念品を包んだり、入学のお祝いに図書券を持っていったり、と言った日常で利用されます。
    社会人になったら1枚持っておくと重宝します。

風呂敷(二巾まで)・袱紗の名入れ費用の目安

角名入れは個人名ならお得になります!

ポイントは次の3つ

  • 1. 苗字または名前のみ※漢字orひらがな限定です。
  • 2.文字数は三文字以内○ 小山田 ×あきひこ
  • 3. 書体はおまかせで良い

全てに当てはまる場合は型代が無料になります。
文字の色は選べます。

角名入れ型 ¥6,000~
端名入れ型 ¥7,000~
名入れ加工費 ¥200~
熨斗+印刷代 ¥20~
包装費 ¥20~